0歳から6歳まで絵本の読み聞かせをして分かったこと。毎日の絵本の読み聞かせで与える子どもへの影響とは

ども!ラスカ(@rasuka20)です☆彡
みなさんは、子どもに絵本のある生活を取り入れていますか?
知っている人も多いかとは思いますが、絵本って、とっても子どもにとって良い影響を与えるアイテムのひとつ。
しかし、仕事をしているお母さんお父さんは、なかなか絵本を読んであげられる時間がないと、絵本から子どもを遠ざけていませんか?
読んでいる毎日の中で、絵本の影響がどういう風に子どもの心を育てているのか、実感できず、分からないこともあります。だから、「絵本を読んだって意味がない」と思う親御さんも多いと感じます。
特に、近年ではITも発達して、スマホのゲームやPCなどに触れる機会が多く、紙に触れる機会が少なくなりました。
PCやスマホは、子どもの発達に何の良い影響も与えません。心を育てる訳でもなく、頭を育てる訳でもなく。
絵本は、子どもの感受性、他者への思いやりの心、人生を歩んでいく中で大切なこと、想像力などが育ちます。
そして何より、お母さんやお父さんが読んであげることで、親子の触れ合いの時間も持てるようになるのです。
そんな魅力たっぷりの絵本。私はまるちゃんが0歳の頃から、毎日寝る前読み聞かせをしています。6歳になった今でも。それは、これからも続けるつもりです。
6年間読み聞かせをしていたまるちゃん。私の目から見て「これはきっと、絵本の影響力でもあるんじゃないかな?」と感じたことや、絵本の魅力について綴ります。
絵本は親と子の心を結ぶ心の広場
絵本はがなくても子どもは育ちますが、それでも幼児には絵本が大切なのです。それには理由があります。
それを知るには、テレビを消して、子どもをひざの上に乗せて、静かに絵本を読んであげることが大切で、それが子どもの心を育てます。
絵本を読んでいる時、親と子の気持ちが自然に寄り添い、通い合います。絵本を共有し、喜びに満ちたひとときの思い出は、子どもが成人になってもきっと心の中に残るのです。
それが人間の絆というものなのかもしれません。
絵本は子どもに読ませるのではなく、大人が子どもに読んであげる本なのです
今や、子どもが親に暴力をしたり、大変な事件になるのは、親と子の絆に何かしらの問題があると言っても過言ではありませんね。
現代の家庭では、夕食を共にすることや絵本を読んであげる習慣が少なくなっている傾向にあります。
たくさんの時間を持っていても、一緒に「何かをする」というのが少なくては、絆は育まれません。
仕事から帰って、少しの間でも絵本を読んだり夕食を食べながら「今日あったこと」を話す、それだけでも十分なのです。大切なのは、一緒にどれだけ長い時間を過ごしたか、ではなく、「短い時間の中で、一緒に何を楽しんだのか」が大切だと思うのです。
絵本を読んであげることが、子どもの成長の大きなよりどころになります。絵本は、親と子の心が開き通い合わせる心の広場なのです。
子どもが好きな絵本は、繰り返し読んであげることが大切
子どもは、大好きな絵本があると繰り返し「またこの絵本読んで」と言ってきます。
それを「さっき読んだじゃない」と思うのも分かりますが、とことん、大好きな絵本を繰り返し読んであげましょう。読書は字を読むことではなく、一冊の本の中へ夢中になって我を忘れて入り込み、楽しむことです。
この”絵本体験”があって、小学校で字を読めたとき、自分一人でも絵本を楽しむことができるようになります。
絵本は読みっぱなしで良い
絵本を読み聞かせている時、あれこれ質問していませんか?
また、絵本を読み終えた後も「これはどうだった?何が楽しかった?どんな物語か分かった?」など、質問攻めしていないでしょうか?
あれこれ質問して、無理に分からせようとすると、絵本を読むことにプレッシャーを与えるかもしれません。
もちろん、子どもの方から質問してきたり、語りかけてくれる時は、喜んで共有したいもの。親が読んでいる絵本をじっと聞いていれば、言葉にできなくても、子どもなりに何かしら感じるものはあるはずです。
一冊の本を読み終えた時の喜びや満足感を大切にすることが、絵本の読み聞かせで最も大切なことなのだと思います。
絵本を読み聞かせていると、子どもの何が育つの?
これは一番知りたいことだと思います。もちろん、前提として、親と子の絆が深くなるというのを踏まえ、それと何が育つのかをご紹介したいと思います。
絵本が子どもに与える影響その1:思いやりの気持ち
絵本を通じて、思いやりの心が育ちます。お友達と喧嘩をして、仲直りする絵本や、お友達が困っていて、助けてあげる物語を描いた本などで、自然とそういった心が育ちます。
例えばこの「しんせつなともだち」という絵本。
これは、寒い雪の中、お友達は「食べ物がなくて困っているだろう」と、自分の食べ物をお友達の家に持って行ってあげるお話し。訪ねたものの、そのお友達は自分でご飯を探しているので、食べ物だけ置いて帰り、そのお友達はまたそのお友達へ「こんなに寒い中、やぎさんは食べ物がなくて困っているだろう。私の食べ物をあげに行こう」とまたお友達の家に訪ねるのです。
物語に出てくる動物たちがみんな、寒い雪の中、自分のことだけを考えず、お友達のことを気にかけて食べ物を持って訪ねる、というループです。読んでいる私も、ほんとにほっこりします。
これはまさしく思いやりの心ですよね。それを物語にしているので、自然にスッと入ってくるのです。
「思いやりとは何か」と、親があれこれ言うより、こうった絵本の方が分かりやすいですよ。
絵本が子どもに与える影響その2:悪いことをしたら、必ず自分に返ってくるということが分かる
これは、昔話に多い物語です。嘘をついたり、お友達に意地悪をしたり、悪い行いをすれば必ず自分に返ってきますよね。
お友達に悪いことをすれば、お友達に嫌われて、ひとりになってしまうかもしれません。
お友達や周りの人を大切にすることをできるようになれば、自然と人が集まってきます。それは、学生、大人になっても同じですよね。
「したきりすずめ」という絵本は、まさにその通り。いじわるバアさんが、スズメの舌をちょん切ってしまうお話し。可愛がってくれていたおじいさんには、たくさんのおもてなしをして、大判小判の宝をあげたけれど、意地悪ばあさんにはムカデや蛇などの気持ち悪いご馳走を与え、妖怪のつづらをお土産に渡したという物語です。
意地悪で欲張りなばあさんには、そのくらいのお仕置きがまっているというのを、物語を通じて伝えています。
スズメがすごく可愛そうなので、娘のまるちゃんは話を聞きながらプンプン怒っていますw
「悪いことをすれば自分に返ってくる」というのは、常日頃、そういった絵本を通じて教えています。
絵本が子どもに与える影響その3:読解力と想像力
テレビと違い、絵本は静止しています。
そして、幼児期は字が読めないので、絵本の絵とお母さんやお父さんの声だけで物語を理解するのです。
視覚と聴覚を研ぎ澄まして、絵本の世界に夢中になります。
ページごとにある世界だけでなく、自分の想像力を駆使して物語を展開していく。目に見えないものを想像していくからこそ得られる読解力と想像力が身に付くのです。
絵の中で、細かい部分など、大人が見逃してしまうようなところまで子どもは目に留めるので驚きですよ。自分まるで絵本の主人公になっているほど、細かいところまで観察しているもの。それは、子どもの頭の中で創造力と読解力を自然に使っているからだと思うのです。
絵本が子どもに与える影響その4:語彙力、言葉の発達
0歳から1日も欠かさず、毎日3冊の読み聞かせをしていて分かったこと

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